半田めん 「ふしめん」とは？美味しい食べ方を紹介

そうめんを製造する工程で生まれる、「ふしめん」をご存知ですか。
ふしめんとは、そうめんを竿にかけて干したときに折れ曲がる部分のことです。
そうめんとして商品にはなりませんが、そうめんとは一味違う美味しさがあります。
今回は、半田めんのふしめんについてと、ふしめんの美味しい食べ方についてご紹介します。

ふしめんとは？

ふしめんとは、そうめんを製造するときに出るそうめんの端の部分のことです。
そうめんは製造する工程の中で、めんを乾燥させるために竿にかけて干します。
この工程で折れ曲がった端の部分を切って集めたのが、ふしめんです。

ふしめんはそうめんとして販売することはできませんが、そうめんを干したときに一番力のかかる部分のため、弾力とコシが強いという特徴があります。
そして、味はしっかり小麦の風味を感じられる半田めんそのものなので、実はそうめんのとてもおいしい部分なのです。

ふしめんの魅力

ふしめんはいわばそうめんの切れ端部分であり、太さや形状は1本1本さまざまです。
だからこそ、部分によって違う味わいや食感が楽しめることが魅力のひとつにあります。
また、ふしめんは麺が短いぶん、噛みごたえを感じられるのも魅力のひとつです。
スルッと食べやすく、そうめん以上にアレンジ料理に使えます。

たとえば、マカロニの代わりにサラダに入れるのもよいですし、ワンタンに見立ててスープに入れるのもよいかもしれません。

さらに、ふしめんに甘味をプラスすれば、お子様も食べやすいおやつにアレンジすることもできます。
特に半田めんのふしめんは水と小麦粉と塩で作られており、余計なものが添加されていません。
安心安全なおやつ作りに、ふしめんを使ってみてはいかがでしょうか。

ふしめんの美味しい食べ方をご紹介

ふしめんはアレンジ次第でさまざまな料理に使うことができます。
ふしめんの美味しい食べ方の一例をご紹介します。

ふしめんには塩分が含まれているため、塩気が強くならないようにいずれのレシピも下茹でした状態で使用することをおすすめします。

ふしめんサラダ

あらかじめ茹でておいたふしめんを、マカロニの代わりにサラダに入れる食べ方です。
マカロニよりも平たい形をしたふしめんはドレッシングとの絡みがよく、和風・洋風問わず和え物に向いています。
きゅうりやレタス、ハムなどの具材と和えて、お好きなドレッシングをかけて召し上がってください。

【作り方】

1. 鍋にお湯を沸かして、ふしめんを表示時間どおりに茹でます。（半田めんのふしめんは約6分）
2. 茹で上がったら水でしめて、しっかりと水気を切っておきましょう。
3. サラダに使う野菜やハムなどを用意し、食べやすい大きさに切ります。
4. 水気を切ったふしめんと野菜、ハムなどをボウルに入れ、お好きなドレッシングで和えて完成です。

ふしめん味噌汁

手延べで作られる半田めんはコシが強く、煮てもめんが伸びにくい特徴があります。
汁物に入れてもモチっとした食感が続くので、味噌汁の具材としてもおすすめです。

【作り方】

1. ふしめんを下茹でする際は、鍋にお湯を沸かして表示時間よりやや短めに茹でて水でしめておきます。
2. 鍋にだし汁を入れて、お好みの野菜を入れてください。
3. 沸騰してきたら茹でておいたふしめん、または乾燥したふしめんを入れます。
4. 野菜に火が通ったら火を止めて、味噌を溶いたら完成です。

ふしめんの炒め物

半田めんのふしめんは、焼きそばの代わりに炒めても美味しくいただけます。
あらかじめふしめんを茹でておいて、お肉や野菜と一緒に炒めれば栄養満点の炒め物の完成です。

【作り方】

1. 鍋にお湯を沸かして、表示時間よりやや短めに茹でて、水でしめておきます。
2. お肉や野菜をひと口大にカットし、熱したフライパンに油を引いて炒めます。
3. お肉に火が通ったら、茹でておいたふしめんを入れてください。
4. 醤油や鶏がらスープ、焼きそば用のソースなどで味付けをして、汁気がなくなるまで炒めたら完成です。

おやつにアレンジ

小麦粉と塩、水でできた半田めんは、白玉風のおやつにアレンジするのもおすすめです。
茹でたふしめんにきな粉と一緒に砂糖や黒蜜をかければ、もちもちの食感が楽しいおやつに早変わりします。

【作り方】

1. ふしめんを表示時間どおりに茹でたら、水でしめてしっかり水気を切ります。
2. きな粉や砂糖、黒蜜などをかけて完成です。

まとめ

半田めんの「ふしめん」の美味しい食べ方をご紹介しました。
ふしめんはそうめんの切れ端の部分ですが、食感や旨みはそうめんに引けをとりません。
さまざまな料理に加えて美味しく食べられるので、ぜひふしめんを使ったレシピを試してみてください。