『すだち』を使ったそうめんレシピ5選 | 爽やかな味わいで美味しさ倍増

「すだち」は、爽やかな香りが特徴で料理に取り入れるとさっぱり感がアップします。
そんなすだちをそうめんに絞って食べると、美味しさをさらに引き立てることをご存知でしょうか。
この記事では、すだちを使ったそうめんのレシピと保存方法や栄養、美味しいすだちの選び方を解説します。

すだちを使ったそうめんのレシピをご紹介

すだちとそうめんのレシピを5つ紹介します。
夏に食欲がなくなったときにもすだちを使えば、爽やかさが上がって食べやすくなります。

すだち香る明太とろろの半田めん

とろろと明太子に、すだちの香りが相性抜群の一品です。
とろろは疲労回復、明太子のピリッとした辛さによって食欲増進の効果が期待できます。
ゆでた半田めんにすった長いもと皮から剥がした明太子を盛り付け、めんつゆをかければ完成です。
途中ですだちをかけて味を変えたり、納豆や卵黄など好きな具材を足したりすれば、美味しさ倍増します。

すだち香る明太とろろの半田めんのレシピはコチラ

ひんやりお茶漬け麺

ゆでた半田めんに、冷えただしをかけるだけのお手軽メニューです。
水や出汁に昆布茶を溶かし薄口しょうゆで味を整えたら、冷蔵庫に入れて冷やしておきます。
たらこや壬生菜の漬物、芽ネギなどの好きな具材をのせて出汁をかけたら完成です。
すだちでさっぱりした味わいになるため、暑くて食欲が低下している夏にも食べやすくなります。

ひんやりお茶漬け麺のレシピはコチラ

茗荷と生姜の冷やしめん

茗荷と生姜の香りがくせになる一品です。
千切りした茗荷、生姜、大葉と細かくさいた鶏ささみ、わかめ、えごま油、揚げ玉、塩を混ぜ合わせ、冷たいめんつゆをかけて食べます。さいた鶏ささみと揚げ玉を加えることで、食べ応えがアップします。
さらにすだちの爽やかな香りで、夏バテにより食欲がないときも食べやすくなります。

茗荷と生姜の冷やしめんのレシピはコチラ

肉とろろ みまからのぶっかけめん

牛肉ととろろに唐辛子の辛さがマッチした一品です。
甘く煮た牛肉とまろやかなとろろに唐辛子をかければ、味が引き締まってさらに美味しくなります。
スタミナがつく牛肉と疲労回復効果があるとろろで、夏バテ予防の効果が期待できます。
とろろと牛肉でボリューム満点ですが、爽やかなすだちの香りによってさらっと食べられます。

肉とろろ　みまからのぶっかけめんのレシピはコチラ

ネバネバ半田そうめん

ネバネバ食材の長芋、オクラ、納豆を混ぜ合わせてのせたヘルシーな一品です。
食物繊維が豊富なネバネバ食材により腸内環境が改善され、消化を促す効果が期待できます。
食欲がわかないときにも、栄養満点なネバネバ半田そうめんはおすすめです。
ネバネバがそうめんにからみ食べやすくなります。

ネバネバ半田そうめんのレシピはコチラ

すだちの豆知識

知っていると役立つすだちのちょっとした知識をご紹介します。

すだちは徳島の特産品です！

すだちは徳島県の特産品で、国内の9割以上が徳島県で生産されています。
かぼすや青ゆずに比べてもすだちは小ぶりで、ゴルフボールほどの大きさです。
「緑の宝玉」とも呼ばれ、キリッとした酸味が特徴のすだちは、清々しい香りとさっぱりした味わいで、料理にも多く使用されています。

旬は8月から10月で、9月に収穫の最盛期を迎えます。
ハウス栽培や貯蔵物もあわせると通年で手に入るすだちですが、徳島の太陽をいっぱいに浴びて育った露地すだちはこの時期市場に出回ります。

すだちの栄養

すだちにはカリウム、クエン酸、ビタミンC、カロチンが含まれています。
クエン酸はみかんの4倍にあたり、血液をサラサラにする効果が期待できます。
また、ビタミンCも豊富でレモンに比べても多いです。
カリウムはむくみ解消の効果が期待できるため、体内の余分な塩分の排出を促します。血圧が高い方にも、すだちはおすすめな食材です。

すだちの皮に含まれる栄養素「スダチチン」の効果も見逃せません。
スダチチンは、フラボノイドの一種で脂肪がつくのを抑制する効果が期待でき、体重が増えるのを抑える働きがあるとされています。

美味しいすだちの選び方

皮が濃い緑でハリとツヤがあり、手で持ったときに重みがあるすだちは美味しくて食べごろです。
すだちの酸味を抑えたい方は、皮が黄色いものを選ぶのがおすすめです。
一方、皮にしわがあるすだちは鮮度が落ちている可能性が高いため注意しましょう。

すだちの保存方法

すだちは、冷蔵保存と冷凍保存が可能です。冷蔵保存の場合は、1週間ほど保存できます。
ペーパータオルで何個かまとめて包んでポリ袋に入れて閉じ、野菜室に置きます。
冷凍保存の場合はすだちを洗って半分に切り、ラップに包んで冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫に保存します。
使うときは、常温に5分ほど置いて解凍しましょう。

また、果汁を絞り、製氷皿で凍らせておくと使いやすいのでおすすめです。

まとめ | 見た目も爽やか！すだちと一緒にそうめんを食べよう

すだちの爽やかな香りはそうめんと相性抜群です。
そうめんに添えるだけで、見た目も爽やかになります。
食欲がわかないときや夏バテ予防に、今回紹介したレシピを参考にそうめんにすだちを取り入れてみてください。