【いつから？】離乳食でそうめんは食べられる？【大きさ・目安の量】

赤ちゃんに初めて食べさせる食材は、固さや量、食べさせる時期などに悩むのではないでしょうか。
今回は、そうめんを離乳食にするときの大きさや目安の量をご紹介いたします。
塩分の落とし方やアレルギーの注意事項もあるので、ぜひ参考にしてください。

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離乳食で「そうめん」はいつから食べられる？

茹でるだけのそうめんは、野菜とも組み合わせやすいので、離乳食でも活躍しそうな食材です。
いつ頃から、赤ちゃんはそうめんを食べられるのでしょうか。

お米に慣れた離乳食中期からがおすすめ

離乳食でそうめんは、離乳食中期である7ヵ月頃からがおすすめです。
そうめんを食べさせる前にお粥でお米に慣れていると、赤ちゃんも食べやすいでしょう。

離乳食中期頃からしっかり茹でて、温かい状態で与えましょう。
夏場に冷やして食べるイメージのそうめんですが、冷やして赤ちゃんに食べさせるのはあまりよくありません。
赤ちゃんの体調や様子を観察しつつ、成長時期に合ったそうめんを与えましょう。

下記の表がそうめんを与える時期の目安です。

離乳食初期 （5～6ヵ月）	離乳食中期 （7～8ヵ月）	離乳食後期 （9～10ヵ月）	離乳食完了期 （11～12ヵ月）
△ (あげる場合はペースト状にする）	〇	〇	〇

離乳食でそうめんを食べる場合の大きさ・目安量

	離乳食中期 （7～8ヵ月頃）	離乳食後期 （9～10ヵ月）	離乳食完了期 （11～12ヵ月）
目安量	30～50g	50～60g	60～80g
大きさ	2～5ミリ程度に細かく刻む	5ミリ～1cm程度に刻む	1～2cm程度に切る

乾麺のそうめんは茹でると量が倍増するため、多めに茹でて冷凍しておくのもおすすめです。
表を見ていただくとわかりますが、量も大きさも成長に伴って増えています。
始めは2ミリ程度の細かさに刻んで食べさせ、噛むのが上手になってきたら徐々に大きさや量を増やしてみましょう。

離乳食でそうめんを使う場合の注意点

離乳食でそうめんを与える場合、以下を注意しましょう。

しっかり茹でて水洗いする

大人がそうめんを食べるときの茹で時間は短くても問題ありません。
しかし、離乳食で赤ちゃんに与える場合は、食べやすいよう柔らかくしなければなりません。
通常の茹で時間の倍は茹でて水洗いをしましょう。
最後に水洗いすると、そうめんの塩分が減少します。

そうめんの茹で方についてはこちらから

塩分量に注意する

あまり塩気を感じないそうめんですが、実は塩分量は高めです。
そのため、赤ちゃんに与える場合、そうめんの塩分を減らす必要があります。
そうめんの塩分は、たっぷりのお湯で茹でれば茹で汁に塩分が流れていきます。
茹で上げ後に入念に水洗いすれば、さらに塩分を落とせます。
他の食材でも塩抜きは欠かせない作業であり、1歳6ヵ月頃まで塩抜きは続けましょう。

小麦アレルギーに注意する

そうめんの原料の多くは小麦粉です。
小麦粉は主要アレルゲンのひとつに指定されており、赤ちゃんに初めて食べさせるときは注意が必要です。
ほんの少しずつ食べさせていき、その都度赤ちゃんの様子を観察しましょう。

アレルギー症状には下記があります。

• 下痢
• 呼吸困難
• 咳
• 赤い発疹や蕁麻疹
• まぶたが腫れる

このようなアレルギー反応が起きる可能性も視野に入れ、初めて食べさせる食材は平日の午前中がおすすめです。
アレルギー反応が出てもこの時間帯なら病院が開いているので安心だからです。

そうめんを使った離乳食メニューをご紹介

次にそうめんを使ったおすすめメニューをご紹介します。

そうめんのミルク煮

粉ミルクでそうめんを煮込んだメニューで、そうめんを食べ出した離乳食中期頃におすすめです。
粉ミルクを使用しているので、慣れた甘さに赤ちゃんも食べやすいでしょう。
細かくした野菜も入れれば、いろいろな栄養素が摂れます。
たくさん食べてくれると嬉しくなりますが、食べさせ過ぎには注意です。

そうめんおやき

離乳食後期頃に最適のそうめんをおやきにした手づかみメニューです。
歯ぐきで噛めるくらいの柔らかさで作り、野菜や魚などを入れればいろいろな食感を楽しめます。
離乳食後期になると食べられる食材も増えてアレンジしやすいでしょう。

あんかけにゅうめん

噛む力が付いた12ヵ月頃から食べられ、あんかけなので赤ちゃんでも食べやすいメニューです。
あんかけのあんは、水溶き片栗粉をレンジで10秒程度加熱を繰り返せば簡単に出来るので、忙しい主婦の方も助かる一品。食べてくれない野菜があれば、あんかけの中を入れて食べさせてみましょう。
また、味付けは赤ちゃんの成長に合わせてください。

まとめ

離乳食としてそうめんは離乳食中期頃（7～8ヵ月）から与えましょう。
そうめんは、塩分の高さやアレルギー反応が出る恐れもあるので注意が必要です。
成長に合った大きさや量を与えてください。