2023.08.10
文化
【飾り方】お盆にそうめんをお供えする意味は?【美味しいレシピ紹介】
お盆にお供えする定番となっているそうめんですが、なぜお供えするか意味をご存じでしょうか。
そうめんをお供えするのは、ご先祖様への配慮や健康祈願などさまざまな説があり、地域によっても習慣や意味合いに違いがあるようです。
本記事では、お盆にそうめんをお供えする意味や由来に加え、家族みんなで楽しめるそうめんの美味しいレシピまでご紹介します。
目次
お盆にそうめんをお供えする意味は?
お盆にそうめんをお供えする意味は諸説あり、日本各地でも違いがあります。
ご先祖様が帰る時の手綱代わりの意味
お盆が終わりご先祖様の魂が、あの世に帰る時にそうめんが精霊馬の手綱になるという説があります。
ご先祖様は精霊馬に乗って現世とあの世を行き来するとされており、現世に戻るときには馬に乗って早く帰ってきてほしい、あの世に帰る時には牛に沢山の荷物を乗せてゆっくりと景色を楽しみながら帰ってほしいという意味があり、お盆のお飾りでは、キュウリを馬、なすを牛に見立ててお飾りします。
ご先祖様が帰る時の荷物を結ぶ紐の意味
お盆の期間、戻ってきたご先祖様にさまざまなお供えをし、あの世に帰る時にお土産を持ち帰ってもらいます。
その時にたくさんの荷物をまとめられるよう、そうめんが紐の役割を果たすといわれています。
幸せが長く続くという意味
そうめんの形状から、幸せが細く長く続くという縁起をかついだ意味が込められています。
無病息災を願う意味
平安時代より、宮中で行われた七夕行事では無病息災を願ってそうめんをお供えする習慣があり、お盆のお供えにもその習慣が受け継がれているとされています。
お盆にそうめんをお供えするようになった由来
お盆にそうめんをお供えする意味についてご紹介しましたが、どのような由来があるでしょうか?
ここではそうめんをお供えするようになった由来についてご紹介します。
七夕の行事に由来する
平安時代の宮中では、七夕行事でそうめんが供えられており、その習慣がお盆にも受け継がれているとされています。
また七夕はもともと機織りが上達するように願う意味もあり、白い糸に見えるそうめんが食べられるようになったともいわれています。
七夕は歴史のある日本の祭りで、お盆とも深く関わりがあります。
麦の収穫に由来する
お盆にそうめんをお供えするようになったのは、麦の収穫祭を兼ねているともいわれています。昔は夏の時期に麦の収穫祭が行われていたようです。
お盆では季節の野菜もお供えものに使われています。
旬のものがお供えものに選ばれるようになったとも考えられています。
お盆にそうめんをお供えする期間
お盆にそうめんをお供えする期間は8月13日〜16日と、お盆期間中を通してお供えします。
ただし、お供えものは出しっぱなしにするのではなく、ご先祖様の食事のタイミングに合わせて下げましょう。
お盆にそうめんをお供えするときの飾り方
お盆でそうめんをお供えする方法は、お盆飾りとしてお供えする方法と、お供え料理として飾る方法の2つあります。
お盆飾りとしてお供えする
お盆飾りとしてお供えする場合には、そうめんを茹でずに束のままお供えします。
盆棚にござを敷きそうめんを重ねて飾ります。ござがない場合にはお皿を使用します。
お供えものはそうめん以外にも、お花や盆菓子、お膳、飲み物、などがあり、お盆の期間を通してお供えします。
お盆のお供え料理として飾る
ご先祖様が食べるお供え料理は、行事食と呼ばれます。
ご先祖様に美味しく召し上がっていただくよう、ゆでたそうめんとつゆをお膳に一緒に乗せてお供えします。
そうめんを食べる日は、8月15日が一般的であるとされています。
行事食は地域によっても違いがありますが、食べるものが日ごとに決まっており、8月13日はお団子、8月14日はおはぎ、8月15日にそうめん、8月16日にふたたびお団子という順番が一般的です。
お盆やご家族集合の際におすすめのレシピをご紹介
お盆にお供えするそうめんをご家族でご一緒に召し上がってみてはいかがでしょうか。
おすすめのそうめんレシピをご紹介します。
『冷やしそうめん』
まずはこちらから!半田めんの美味しさが活きる食べ方。
ゆでてキリッと冷やした半田めんに、具材をのせるシンプルなメニューですが、具材の彩りがバランス良く、清涼感も味わえるレシピです。
用意する具材は、車エビ、油揚げ、青ネギ、レモンです。車エビは茹でて殻をむき、油揚げはさっと油抜きしてから薄切りにします。
エビと油揚げの食感が程よく、青ネギとレモンの爽やかさで、夏の暑さに負けない食べやすい一品です。
『茗荷と生姜の冷やしめん』
お子様から大人までおすすめ。夏にぴったりな間違いない美味しさ。
鶏ささみと鳴門わかめ、揚げ玉を混ぜ合わせることで食べ応えをプラスし、茗荷と生姜の薬味がさらに食欲をそそります。
鶏ささみは筋をとってからゆで、細かく割きます。
茗荷・生姜・青じその薬味はせん切りにしておき、全ての具材と和えます。
ゆでて冷やした半田めんに具材を乗せて、冷やしておいためんつゆをかけてできあがりです。
具材をよく混ぜて食べるとぶっかけメニューの完成です。
半田めんの喉ごしの良さに爽やかな具材が合わさり、さっぱりと食べ進められる一品です。
『鳴門わかめと揚げたて鶏天の半田めん』
食べ盛りのお子様がいるご家庭にもピッタリ!沢山揚げて翌日のおかずにも◎
鶏むね肉をそぎ切りにしてから、15分ほどタレと一緒に漬け込み、とり天のうまさをアップさせるのがポイントです。
麺つゆで半田めんと揚げたての鶏天のうまさを引き立てた、満腹度の高いメニューです。
鶏天は作り置きレシピにも活躍します。一気に沢山作って、翌日のお弁当やおかずの一品にプラスしてはいかがでしょう。
染み込んだタレがご飯ともマッチし、食欲が進む一品になります。
まとめ
お供えするそうめんをご家族でも一緒に味わっていただけるよう、そうめんレシピをご紹介しました。
お盆にそうめんをお供えする意味や由来には、昔からの習慣や縁起担ぎなどさまざまな説がありますが、ご先祖様を想う気持ちが大切です。
お盆は大勢の家族が集まる場でもあるため、アレンジレシピでぜひそうめんに彩りを加えて楽しく美味しくお召し上がりください。
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