2023.06.02
文化日常(暮らし)
お中元のマナーを紹介!送り状、お礼状の書き方や贈る時期も
日頃の感謝の気持ちを込めて贈り物をするお中元には、品物を贈る時期や値段など細かなマナーがあることをご存知ですか。
ここでは、お中元を贈る時期や送り状、お中元をいただいたときのお礼状の書き方まで、お中元のマナーを紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
目次
そもそも『お中元』とは?
お中元は、もともとは中国が起源です。
中国では7月15日は「中元」といわれ、祖先を供養する風習がありました。
それが日本に伝わり、「お盆の時期にお世話になった方々に感謝の気持ちを込めて品物を贈る」という風習に変化したといわれています。
お中元を贈る側のマナー
お中元を贈る際、もっとも大切なのは相手に対する日頃の感謝の気持ちです。
ただし、お中元を贈る時期や品物の相場、のし紙の書き方など細かな気づかいが必要です。
ぜひこの機会に覚えておきましょう。
贈る時期
「お中元」を出す時期は、地域によって少々異なります。
東日本では7月1日から7月15日、西日本では7月15日から8月15日頃に贈る傾向にあります。
しかし、最近では地域に関係なく新暦に合わせて、7月中旬頃までに贈るのが一般的となっているようです。
一般的な相場
身内の間柄で3,000円から5,000円、とくにお世話になった方や、お仕事関係の方で3,000円から10,000円が相場です。
また、お中元は1回のみでなく毎年贈る必要があるため、突然金額が大きく変わったり前年より低価格の品物を贈ったりするのはマナー違反と受け取られる可能性もあります。
毎年のことを考え、無理のない範囲で選ぶことも大切です。
【贈り物の時期や相場については、下記バナーより詳細をご覧いただけます。】
送り状の書き方
お中元は季節の贈り物のため、どのような関係性でも送り状を書く必要があります。
送り状は、一般的には品物とは別に送ります。
品物よりも先に先様に届くように送り、御中元を送った旨を伝えましょう。
また、送り状には、時候の挨拶と贈り物の内容を必ず書きます。以下の流れが基本的な構成です。
- 時候の挨拶
- 相手を気遣う言葉
- 日頃の感謝やお礼の言葉
- お中元を贈った旨
- 締めの言葉
送り状の文例
送り状の文例の一例です。
親しい人向け
「厳しい暑さが続いていますがいかがお過ごしでしょうか」
「本日は日頃の感謝を込めて〇〇を送らせていただきました」
お世話になった人向け
「拝啓 盛暑の候 皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます」
「日頃は公私にわたりお世話になり心より御礼申し上げます」
「つきましては、日頃の感謝のおしるしまでに〇〇を送らせていただきました。時節柄 どうかお体の具合を崩されぬようご自愛ください」
のし紙の書き方
お中元やお歳暮などの贈り物に使われるのが、のし紙です。
「のし」とは包装紙の右上の飾りのことを指し、表書きと名前を記入します。
表書はのし紙の上部分に「お中元」・「御中元」と書き、のし紙の下の段中央、水引の結び目の下に送り主の名前をフルネームで書きます。
また、お中元は紅白蝶結びを使うのが一般的です。
紅白の蝶結びは結び目が何度でも結び直せることから、婚礼以外の一般的な祝い事に使用します。
結び切りの、のし紙は結び目が簡単にほどけないことから、一度きりであってほしい結婚やお見舞いに用います。
お中元を貰う側のマナー
お中元をいただいても、基本的にお返しをする必要はありません。
その代わりに、お中元が届いたら「お礼状」を出すのがマナーです。
次は、お中元をもらった際に気をつけたいマナーを具体的に紹介します。
電話でお礼を伝えるときはすぐに連絡する
最近では、電話やメールでお礼の気持ちを伝えることも珍しくありません。
関係性にもよりますが、親しい間柄であれば電話でお礼するのもよいでしょう。
その際は、品物が届いたらすぐに連絡するのがマナーです。
お礼状の書き方
お中元が届いたら、まずはお礼状を書きましょう。
メールや電話ではなく、はがきや手紙でお礼を伝えるのが正式なやり方です。
受け取った旨を報告する意味合いもあるため、遅くとも1週間以内には相手に届くように心がけましょう。
お礼状の文例
お礼状を送る時期は、ちょうど暑中見舞いの時期と重なることが多いでしょう。
そのため、手紙の書き出しは「暑中お見舞い申し上げます」とすると、相手の健康も気遣った季節感のあるお礼状になります。
立秋を過ぎた場合は、「残暑お見舞い」と文面を変える必要があるため注意しましょう。
基本的にお返しはなしで問題ない
お中元は目上の方に対して贈るため、お礼状を返すだけで問題ありません。
ただし、とりわけお世話になっている方には、返礼品を贈る場合もあります。いただいたものより、高価な物を返すのは失礼にあたります。
返礼品を贈る際は、同等の金額の品物を選びましょう。
お中元は何を贈ればよい?
お中元といえば、桃など旬の果物やゼリーなどの涼しげなスイーツなどが定番です。
うなぎやそうめんなども、夏の贈り物として喜ばれます。
スイーツや果物は好みがわかれるかもしれませんが、そうめんやうどんは大人から子供まで日常的に楽しめるため、贈り物としておすすめです。
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まとめ
お中元は日本の古き良き風習のため、贈り方やマナーなど覚えておいて損はありません。
暑い季節に贈るものとしてぴったりの品物を選べば、より季節感も出て喜ばれるでしょう。
ぜひ、夏にふさわしい贈り物で、お世話になっている方に感謝の気持ちを伝えてください。
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