半田めんだけじゃない、小野製麺の国産小麦商品やお蕎麦のご紹介

食料自給率の向上を目指す政府の方針もあり、国内産の小麦粉の需要が高まっています。
小野製麺でも国産小麦を使用した商品やお蕎麦を扱っているため、ご紹介いたします。
国内小麦と外国産小麦にはどのような違いがあるのか気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

国産小麦と外国産小麦との違いは？
「国産小麦使用」はパンだけではない！半田めんの国産小麦使用おすすめ商品を紹介
まとめ

国産小麦と外国産小麦との違いは？

農林水産省が公表している「食料需給表」によると、日本国内で消費されている小麦のうち、国産小麦が15%で残りの85%を外国産小麦が占めている状況です。
小麦粉は含有されるタンパク質の量によって、強力粉・準強力粉・中力粉・薄力粉に分類されるのですが、パンを作る際は強力粉、中華麺であれば準強力粉、うどんなら中力粉、お菓子作りには薄力粉がそれぞれ適しているとされています。

また、小麦にはミネラルが含まれる灰分があり、小麦粉が白いと灰分が少なくあっさりした風味を味わうことができ、小麦粉の色が強いと灰分が多いため強い風味を感じられる特徴があります。

仕上がりの食感が異なる

まずは、国産・外国産の小麦粉を麺やパンにした際に、それぞれの食感がどのように仕上がるのかをご紹介します。
国産小麦の特徴としては、グルテンが少なくボリュームが出にくいことが挙げられます。
出来上がったパンはグルテンが小さく集まっているためもっちりとした食感に仕上がります。
国産小麦で麺を作る場合、コシやネバリを感じられるようになり、噛みごたえのある麺を楽しむことができます。

外国産小麦は、グルテンが強く仕上がりにボリュームが出る特徴があります。
外国産小麦で作られるパンはふんわりとした食感になり、麺の場合は滑らかな食感に仕上がるため、柔らかく噛みやすい麺になります。

風味が違う

風味の違いは、小麦粉に含まれる灰分の量によって変わります。
国産小麦は灰分が多く風味が強くなる特徴があります。
国産小麦で作られるパンは小麦の風味を強く感じられ、噛んだ時の甘さを楽しむことができます。
国産小麦の麺は香ばしい風味に仕上がります。
外国産小麦は灰分が少ないため、風味は弱くなる傾向があります。
外国産小麦で作られたパンはあっさりとした風味に仕上がり、麺も軽やかな風味になります。

近年、人気の高まる国産小麦

昨今、店頭に並ぶ商品やレストランで国産小麦使用の文字が多く見られるようになりました。
人気の背景にはやはり国産というブランドの安心感と、その味わいの豊かさがあります。
収穫量の最も多い北海道は、降水量の少ない冷涼な気候が小麦の栽培に適しています。

豊かな風味とコク、弾むような歯ごたえは外国産とは異なる魅力があり、品種改良によってさらに扱いやすくなったことも人気上昇の理由となっています。
日本農業が築いた品質の良さと信頼が、今後も国産というキーワードの注目を高めていくと予想されます。

また、「フードマイレージ」の観点から国産を選ぶ人も増えています。
フードマイレージとは「食料の輸送量（t）」と「輸送距離（km）」をかけあわせた指標で、食料の輸入によって発生する環境負荷を数値化したものです。
つまり食料の輸送コストを抑え、地産地消を進めることが地球環境の負荷の低減につながるということになるのです。
日本は現在多くの食料品を諸外国からの輸入に頼っています。
国産小麦を選ぶことは、世界的な環境問題を解決するための身近な手段の一つといえるでしょう。

小野製麺でも近年人気の高まる国産小麦を使った商品を揃えております。
素材にこだわりのあるご家庭や、大切な方への贈り物におすすめの商品ラインナップをご紹介いたします。

「国産小麦使用」はパンだけではない！半田めんの国産小麦使用おすすめ商品を紹介

手延そば

国内産の小麦粉にそば粉を練り込み、刃物を使わない手延べ製法で丁寧に作り上げた田舎風そばです。
手延べとは、生地を切らずに引き伸ばしながら細長い麺に仕上げるための製法です。
生地を伸ばす時によりをかけて、伸ばしと熟成を繰り返しながら作るため、強いコシと滑らかな喉ごしを生み出します。
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