そうめんダイエットとは？〜ダイエットに効果的なそうめんの食べ方とは？～

そうめんにダイエット効果があることをご存知でしょうか。
1日の食事をそうめんに置き換えるだけでダイエットができるということで、ひそかに話題になっている方法です。

そうめんは暑い夏でもツルツルと食べやすいため、そうめんでダイエットができるなら簡単そうと感じる人も多いようです。
しかし、そうめんはお米よりも2.5倍以上カロリーが高い食べ物なので、食べ方には注意しなければ逆効果になってしまいます。
この記事では、そうめんダイエットの概要や効果的なそうめんの食べ方についてご紹介します。

1.そうめんダイエットとは？

そうめんダイエットとは、1日1食をそうめんに置き換えるだけのダイエット方法です。
そうめんダイエットで10kgの減量に成功した芸能人もいて、何かと話題になっているダイエット法でもあります。
食欲がなくてもツルツル食べられるそうめんですから、1食をそうめんに置き換えるだけで良いのなら、ストレスなく続けられそうな印象がありますよね。

2.そうめんはダイエットに向いている理由

そうめんがダイエットに向いている理由としては、お米やパンよりもビタミン・ミネラルが多く含まれているからです。
お米の栄養素は炭水化物のみですから野菜や魚など他の食材と一緒に食べる必要がありますが、そうめんの場合お米よりも栄養素が多く含まれていますから、お米を食べる時よりもおかずの量を減らすことができるのです。

3.そうめんダイエットの効果

そうめんダイエットによる効果ですが、お米の時よりも摂取カロリーを抑えることができます。
そうめん100gあたりの摂取カロリーは、女性の1食あたりの平均摂取カロリーの約半分ですので、食事をそうめんに切り替えることで1食の摂取カロリーを大幅におさえられることになります。
普段の食事をそうめんに切り替えることで、カロリー制限によるダイエット効果が期待できる訳ですね。

また、そうめんには腸内環境を整える効果があり、タンパク質が含まれていることから痩せるための体づくり効果が期待できます。
また、そうめんには代謝を助けるビタミンや鉄分の働きを高めて貧血予防になるモリブデンも含まれています。

ちなみに、お米100g当たりの摂取カロリーはそうめんよりも低い数値となっています。
ただし、お米の場合おかずで栄養を取るため、結果的にそうめんよりも1食でとる摂取カロリーが多くなっているのです。
そのため、正しい方法でお米の食事をそうめんに置き換えれば、おかずを食べる量を減らすことができ、お米を召し上がる食事よりも1食あたりの摂取カロリーを抑えられるようになります。
お米だけをそうめんに置き換えるなど食べ方を間違えると、逆効果になる恐れもありますので注意しましょう。
次項でそうめんダイエットの正しいやり方をご紹介します。

4.そうめんダイエットの正しいやり方

そうめんダイエットの正しいやり方をご紹介します。
とてもシンプルで、1日の食事のうち1食か2食をそうめんに置き換えるのみです。

ただし、そうめんだけでは十分な栄養素を摂取することはできません。
1日1食の場合は他の2食で野菜や魚を十分に取り、タンパク質やビタミン・ミネラルなど体に必要な栄養素を摂取するようにします。
1日2食をそうめんに置き換える場合は、そうめんを食べる時も野菜などを取るようにしましょう。

そうめんに合う食材としては、ねぎ・生姜・すだち・納豆・オクラ・なめこなどがあります。
ねぎには血行を良くする働きがあるため疲労回復に繋がりますし、生姜の辛みが内臓を温め体調を整えます。
すだちは代謝を高める効果があり、納豆には良質なたんぱく質が多く含まれています。
オクラやなめこのヌルヌルは腸内環境を整える効果があります。
それぞれの味の変化を楽しみながら、健康的にそうめんダイエットに取り組むことができるはずですよ。

また、たまにはガッツリ食べたくなる日もあるかもしれません。
そんな時は、豚肉と食べると食欲もよく満たされます。
豚肉にはタンパク質とビタミンB群が豊富に含まれていますので、疲労回復や健康維持を助けてくれます。
1日の摂取カロリーを抑えながら、痩せやすい体づくりのための栄養素が十分に取れる食事を心がけると良いでしょう。

そうめんに合う薬味はこちら！

5.そうめんダイエットの注意点

最後にそうめんダイエットをする際の注意点も確認しておきましょう。
そうめんはお米やパンよりも摂取カロリーが高いため、単にお米と置き換えるだけでは摂取カロリーを増やす恐れがあります。
食事メニューごとで切り替えるようにしましょう。

また、お米にない栄養素が含まれているといっても、3食全てそうめんにしてしまうと必要な栄養素を取り込めなくなりますので注意が必要です。
そうめんに切り替えない食事の際に野菜や魚などから必要な栄養を取るか、そうめんに薬味などを添えて栄養を補うようにしましょう。

その他、冷やしたそうめんは体の機能を低下させるリスクがあるためおすすめできません。
体を冷やさないよう常温か少し温かいくらいが良いでしょう。
そうめんはツルツルと食べやすいため、暑い夏場など体力が衰える時期に多く食べられるのがメリットですが、カロリーを取りすぎてしまうためダイエットにはデメリットにもなり得ます。
よく噛んで満腹中枢を刺激するなど、食べる時にも注意してそうめんダイエットに取り組みましょう。