出産祝いのお返し（内祝い）のマナーを紹介！金額相場やおすすめ商品も

出産祝いのお返しとして贈るのが出産祝いの「お返し（内祝い）」です。
出産祝いのお返し（内祝い）にはさまざまなマナーがあるため、理解しておく必要があります。
この記事では、出産祝いのお返しである内祝いの具体的なマナーや相場、おすすめの商品を紹介します。
これから内祝いを贈る方や今後内祝いを贈る機会が来る方は、ぜひ最後までご覧ください。

出産内祝いとは？

出産内祝いとは、親せきや親しい方からいただいた出産祝いのお返しの贈り物です。
内祝いの「内」は身内を指し、身内のお祝いとして「おめでたいことをおすそ分けする」意味で使われています。

出産内祝いを贈るタイミング

出産内祝いは、お七夜を過ぎた産後1週間～1か月以内に贈るのが基本です。
ちょうど生後1か月は赤ちゃんがお宮参りをする時期ですが、産後すぐは育児が忙しくて忘れてしまう場合も少なくありません。
忘れてしまっても、生後2か月頃までに贈るようにしましょう。
出産後に出産祝いをいただいた場合は、あまり遅くならないうちに贈ります。
出産内祝いを贈る際は、メッセージカードに感謝の気持ちなどを添えるともらった相手も幸せな気持ちになるはずです。

出産内祝いの相場

出産内祝いには、下記のような相場があります。

いただいたお祝いの半額程度が相場

出産内祝いは、出産祝いの半分の値段が相場とされています。
インターネットなどで大まかな値段を調べて、その半額相当のお返しを贈りましょう。
いただいたお祝いより高いお返しになると、相手も気を遣ってしまう可能性があります。
赤ちゃんが無事に生まれたのを知らせて、感謝を伝えるのが出産内祝いのため、マナー違反にならないように配慮することが大切です。

複数人でお祝いをいただいた場合の相場

出産祝いを複数の方から連名でいただいた場合も、出産内祝いは半額が相場です。
数人からであれば、半額の金額を分割し、ひとりずつお返しを用意して贈ります。
大人数や団体の場合も、お返しは半額のものを準備しましょう。
その際、小分けになったお菓子などを添えるとより喜ばれます。

出産内祝いにおすすめの品物

出産内祝いには下記のような品物がおすすめです。

• スイーツ
• カタログギフト
• お菓子
• タオルなどの日用品
• 生活雑貨
• お米
• そうめんなどの乾麺

出産内祝いを選ぶ際、相手の好きな食べ物や雑貨など、相手の好みに合わせたものを選びましょう。

出産内祝いで避けた方がよい贈り物

出産内祝いでは、避けたほうがよい贈り物があります。
相手に失礼にならないように、マナー違反になる下記の品物は贈らないように気をつけましょう。

弔事で使われる品物

弔事で使用されるお茶、香典返しで贈られる石鹸類や洗剤類などは避けたほうがよいものです。
そのほかにも、葬儀やお清めをイメージさせる塩は出産内祝いにはふさわしくないため注意しましょう。
弔事でも慶事でもよく贈られるタオルは、赤ちゃんをイメージさせる清潔な白などであれば、出産内祝いで贈っても問題ないとされています。

縁起が悪い品物

縁起が悪い品物であるハサミや包丁は、出産内祝いにはふさわしくありません。
どちらとも「縁を切る」ことを連想させるためです。また、櫛も「苦しい」などネガティブな言葉をイメージするので避けましょう。

現金

出産内祝いに現金を贈るのは避けましょう。
出産内祝いは、品物を贈るのが一般的です。
出産内祝いはめでたいことのおすそ分け、の意味で返すものです。
現金は出産内祝いの目的に反しており、相手もあまり喜べない可能性が高いです。
昔からの習わしとして考えると、出産内祝いに現金を贈るのは控えたほうがよいでしょう。

いただいた金額より高額な品物

出産祝いよりも高価な出産内祝いもふさわしくありません。
出産内祝いをもらった相手に、かえって気をつかわせてしまうでしょう。
出産祝いは、これからの生活を応援する意味で贈るものです。
それより高額な品物だと、支援やサポートは不要と相手に思われ、悲しい気持ちにさせる場合もあります。
出産祝いをくれた方の気持ちを考え、できる範囲のお返しを贈りましょう。

出産内祝いの「のし」のマナー

出産内祝いには、内のしで水引は紅白の蝶結びにするのがマナーです。
紅白の蝶結びは、結び目がほどけてもまた結び直せるため、何回でも繰り返してよいお祝いの出産にぴったりとされています。

のしには、のしの上に「内祝」と表記し、赤ちゃんの名前を書きます。
赤ちゃんの名前のお披露目でもあるため、読みやすいようにフリガナをふります。
感謝の言葉や赤ちゃんの名前の由来、性別などを記載したメッセージカードを添えましょう。
目上の方に出産内祝いを贈る場合は、品物だけだとマナー違反になる可能性もあるためご注意ください。

小野製麵の半田めん（半田そうめん）は出産内祝いにもおすすめ！

伝統の手延べ製法でつくる半田そうめんは、シンプルな素材でできた徳島県の名産品。
太めの麺線が特徴でアレンジも多彩です。
乾麺は保存がきくのでお相手の都合にも配慮した贈り物としておすすめです。

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まとめ

出産祝いのお返しのマナーについてご紹介しました。
出産内祝いは赤ちゃんが生まれ、幸せのおすそ分けの意味で贈るものです。
相手に不快な気持ちを与えないように、今回ご紹介したマナーに沿って出産内祝いを選びましょう。